残土規制、罰則盛り込んだ改正案可決、紀北町議会

【「町生活環境の保全に関する条例」に罰則規定を設けることを賛成多数で可決した紀北町議会=町議会議場で】

【北牟婁郡】三重県の紀北町議会臨時議会は21日開き、建設残土を町内に持ち込む際の届け出を義務付ける「町生活環境の保全に関する条例」に罰則規定を盛り込んだ改正案を賛成多数で可決した。令和2年2月1日から施行する。

改正案は土地の開発行為に対して町の停止命令と措置命令に違反した場合、2年以下の懲役または100万円以下の罰金を設けた。このほか、虚偽の届け出で開発行為を行った場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金とすることを定めた。町は罰則規定を設けることに関して、7月から検察庁との協議を重ねてきた。

条例は、県外からの建設残土が町内に搬入されている問題を受け、町が7月1日に施行。土地を開発する場合に計画を届けるよう義務付け、指導や勧告に従わない場合は事業の停止を命じることを設けているが、罰則規定は定めていなかった。

尾上壽一町長は臨時議会後の取材に「罰則規定を設けることで、完全な条例として施行できる」と話した。