タイとのビジネス展開に意欲 桑名三重信金が津でセミナー、約150人参加

【セミナーであいさつする中澤理事長=津市大門の都シティ津で】

桑名三重信用金庫と県は18日、津市大門の都シティ津で、タイとのビジネス展開に関心のある県内事業者らを対象にした初のセミナーを開催し、約150人が参加した。

同信金は今年2月に、北勢が基盤の桑名と、中南勢を網羅する三重の両信金が合併して誕生。記念すべきセミナーとして、経済ミッション団を派遣するなど、タイへの積極的なビジネス展開を後押しする県と初の合同セミナーを開くことにした。

中澤康哉理事長はあいさつし、県のミッション団がタイの富裕層が参加する「バンコククラブ」と自治体で初めて交流したことなどを紹介した上で、県内事業者らのタイへのビジネス展開に向け、「地域に根ざした信金としてお役に立ちたい」と話した。

セミナーでは、エイチ・アイ・エス東南アジア統括本部の中村謙志統括部長が講演し、タイ人の訪日観光客の現状や誘致策などについて、データやPR動画などを使用しながら説明。

タイ人観光客はリピーターや個人旅行を中心に、地方にも関心が高まっていると述べ、「三重県とモニターツアーなどを開発したい」と語った。

東海銀行出身で、バンコック銀行執行副頭取の小澤仁氏も講演。タイ人の好きな旅行三点セットとして、「買い物、食事、観光地」を提示。旅行期間は五泊六日以上が多いとし、「隣県はライバルじゃない。協力して観光ルートをつくるべき」と述べ、「観光不毛の地、名古屋は空港利用だけでスルーして、岐阜などと組んで誘客を」とアドバイスした。