県南部中心に大雨 御浜町全域に避難指示 3市町で120ミリ超

【道路が冠水して動けなくなった車=尾鷲市矢浜の県道778号で】

県内は18日午後から南部を中心に大雨に見舞われた。気象庁は1時間当たりの雨量が100ミリを超えたとして、尾鷲市と大台町、紀北町に記録的短時間大雨情報を出した。御浜町は町全域に避難指示を発令。御浜町と大台町では、1時間当たりの雨量が10月の観測史上で最大となった。

気象台によると、降り始めから午後7時までの雨量は、尾鷲市で334ミリ、御浜町で261ミリ、大台町で211ミリなど。1時間当たりの最大雨量は尾鷲市で124ミリ、紀北町と大台町で120ミリに達した。

県は午後1時すぎに災害対策本部を設置。御浜町は全域に避難指示、尾鷲、熊野、大台、紀北の4市町が約1万2千世帯の約2万3千人に避難勧告を発令。5市町の約110世帯約150人が一時的に避難した。

県は尾鷲市などを通る国道311号の一部を通行止めとし、紀宝町や御浜町でも県道の一部が冠水して通行止めとなった。鳥羽市営定期船は午後から一部航路を運休。津エアポートラインも夜の便を欠航した。

JR紀勢本線は午後零時半ごろから、雨量が規制に達した区間から段階的に運転を見合わせた。同日午後4時現在、三瀬谷駅(大台町)―新宮駅間(和歌山県新宮市)の上下線で運転を見合わせている。