鈴鹿四日市道路、早期整備を 三重県知事、沿線市長らシンポ

【「鈴鹿四日市道路で広がる地域の可能性」をテーマに意見交換するパネリストら=鈴鹿市南玉垣町の同市ふれあいホールで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市南玉垣町の同市ふれあいホールで16日夜、「北勢・中勢地域の架け橋となる『鈴鹿四日市道路』シンポジウム」があり、「鈴鹿四日市道路で広がる地域の可能性」をテーマに、鈴木英敬知事や沿線市長ら五人がパネルディスカッションで意見交換した。同シンポジウム実行委員会(会長・末松則子鈴鹿市長)主催。

パネリストは鈴木知事のほか、末松市長、前葉泰幸津市長、森智広四日市市長、加田潔県トラック協会鈴鹿支部長の5人。

5人は道路整備の効果、現状の課題、鈴鹿四日市道路の可能性の3項目について意見を述べた。

鈴鹿四日市道路の可能性については加田支部長が「生産性向上」、森市長が「ダブルネットワーク」、末松市長が「土地利用」、前葉市長が「機能」、鈴木知事が「防災・減災」のキーワード掲げ、早期整備の必要性を訴えた。

最後にコーディネーターの中畑裕之高田短大教授が「今年の新名神高速道路や中勢バイパス開通で、定時性向上や時間短縮が県のイメージ向上につながったものの、現状では道路の空白地帯があることで骨格がつながらず、緊急時の対応なども難しい。今後整備が進むと地域の生産性も向上し、企業誘致やまちづくりの変化、防災や救急救命効果の改善につながる」と総括した。

会場には地元企業や道路関係者、一般市民など約200人が参加し、熱心に話を聞いていた。

鈴鹿四日市道路は四日市市采女と鈴鹿市稲生町間、約7・5キロメートルの国道。北勢バイパスと中勢バイパスをつなぐほか、都市決定計画に向けた手続きが進む鈴鹿亀山道路の起点にもなる。