勝ち意識して技術磨く 中日5位指名 菰野高の岡林投手 三重

【5位指名を祝って菰野高の戸田直光監督から中日ドラゴンズのマーク入りの帽子を被せてもらう岡林勇希投手(左)=菰野町の同校で】

三重県立菰野高校3年の岡林勇希選手(17)が17日のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから5位指名された。菰野町の同校で会見した岡林選手は「ほっとした気持ち。プロの世界で勝てる投手を意識して、体力や技術の向上を目指していきたい」と抱負を語った。

松阪市出身の最速153キロの本格派右腕。50メートル5秒8、高校通算21本塁打と走攻守三拍子そろった選手で、昨年6月にはU18日本代表1次候補に奥川恭伸投手(石川・星稜)らとともに2年生で選出された。

菰野高校では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエースで4番を務めた。高校3年間で甲子園に出場することはできなかったが「技術以上に人間として成長させてもらった」と振り返った。

菰野高校からは育成選手を含めて3年連続8人目のプロ野球選手の誕生。2年前には、2つ上の兄・飛翔(つばさ)さんが育成ドラフト1位指名で広島入りしたが今年のオフ戦力外通告を受けた。「一番尊敬できる存在」の兄も「通用しなかった世界」に飛び込むことについて「プロ入りは小さい頃からの夢。厳しい世界であっても実力を試したいという気持ちの方が強かった」と吐露した。

会見に同席した硬式野球部の戸田直光監督は「3年間で考え方が子どもから大人になった」。「プロの世界でトップを目指し、将来同じ名前の(菰野高OBの)阪神タイガースの西勇輝投手と投げ合ってくれたら」と目を細めた。