「宮川に橋新設必要」 玉城町長、渋滞対策で三重県知事に

【対談する(左から)鈴木知事と辻村玉城町長=玉城町の旧田丸城三の丸御殿奥書院で】

【度会郡】鈴木英敬三重県知事と辻村修一玉城町長による一対一対談が11日、同町旧田丸城三の丸御殿奥書院であった。交流人口の創出や健康づくりに向けた取り組みなど3つの課題について意見を交換した。

辻村町長は、町と伊勢市間を流れる宮川について、南伊勢大橋から度会橋まで約7・2キロにわたり橋の空白地帯があるとして、渋滞緩和や災害など緊急時の交通対策に向けた新橋架橋の必要性を主張し、県の協力について意見を求めた。

鈴木知事は「老朽化や維持管理が橋梁予算の大半を占める中、新設するに当たり公益性や事業効果などを分析する必要がある。全体的にインフラを俯瞰(ふかん)して議論したい」と答えた。

また鈴木知事は、前年度の国民健康保険者努力支援制度において、同町の生活習慣病予防や健康づくりの取り組みについての評価が県内1位、全国46位となったことを評価。マイレージ制度やICT技術を活用した取り組みを紹介し、「若い人にも関心を持ってもらえるように取り組みを進めたい」と述べた。

このほか鈴木知事は、同町で養豚業が盛んな背景から国の有識者会議で豚コレラのワクチン接種が了承されたとし、「県としても月内の可能な限り早めに進めていきたい」と述べた。