厚労省公表 伊勢総合病院がリスト入り 市長、再編対象に疑問 

【会見する鈴木市長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の鈴木健一伊勢市長は11日、定例会見に臨んだ。診療実績が少なく再編や統合の議論が必要として、厚労省が先月26日に発表した全国の公立・公的病院のリストに市立伊勢総合病院が含まれていたことについて、「きちんと説明したプロセスを経ている」と疑問を呈した。

鈴木市長は「1月の新病院開院時において、県の地域医療構想会議の中で説明、合意を図ってきた」と説明。具体的には病床数を322から300に減らし、地域包括ケア病棟やホスピス病棟の新設、回復期リハビリテーション病棟充実など対策を図ったとした。

また「今回の発表では平成29年のデータを見られているが、当時と比べると新病院開院後の患者数、病床稼働率は大きく増加している。今回厚労省から示された再編統合については、先立って実践してきたと考えている」とし、「市民の方々が地域医療構想に不安を持つことがないよう、職員一同精いっぱい取り組む。市長会でも発表について議論したい」と述べた。