尾鷲市議会 奥田副議長が謝罪 市職員への高圧的態度で 三重

【尾鷲】三重県の奥田尚佳尾鷲市議会副議長(52)は11日、市職員に対して一方的に高圧的な態度をとったとして、市が市議会に抗議の申し入れ書を提出したことに対して市議会全員協議会で謝罪した。一方、市が副議長の言動の改善などを求めて市議会に抗議文を提出していたが、市議会から今後の市への対応について具体的な回答はなかった。

奥田副議長が先月12日、市立尾鷲総合病院経営の健全化を目指すプランに異議を唱え、担当係長に「妄想のような計画」などと一方的に高圧的な態度をとったとして、事態を問題視した市は1日、言動の改善や謝罪を求めて市議会に抗議の申し入れ書を提出した。

この日、全協前に開かれた市議会運営委員会で、村田幸隆委員長は、過去にも奥田氏が各課で高圧的な言動をしていなかったかを市側に質問。市総務課長は「関係各課で話を聞いたが、時間が経過しているので細かな言動を詳細に聴取することはできないと判断した」と答えた。

議運後に開かれた全協で、奥田副議長は「課題が山積する中、私事で時間をとらせていることを、市民の皆様に申し訳ないと思う。反省すべき点については素直に反省したい」と謝罪した。今後、市議会は申し入れ書の件で議運は開かないという。

市は全協後の取材に「マニュアルを作るといった具体的な案もなく、今後どのように対応していくかなどの回答がなかった」とし、「今後の対応について議長に回答を求めたい」と話した。