帝国DB 9月の三重県内倒産8件 前年同月比2件減

帝国データバンクは9日、9月の三重県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。8件の倒産があり、前年同月より2件少なかった。個人経営の倒産が中心だったため、負債総額は前年同月より57億3200万円減の5億2700万円となった。

業種別では卸売業と小売業で各2件、建設業とサービス業で各1件の倒産があったほか、その他の業種でも2件発生した。小売業での発生は8カ月連続。いずれも販売不振による不況が原因で倒産した。地域別では、北勢5件、中南勢2件、東紀州1件だった。

いずれも従業員が10人未満の中小零細企業。8件のうち2件は30年以上の業歴があった一方で、残り6件は10年未満だった。7件は破産申請し、1件は民事再生法の適用を申請した。

津支店の担当者は「景気が下り局面を迎える中、個人経営が先に景気の影響を受けた可能性は否めない」と説明。「消費増税や米中貿易摩擦の影響で不安定な状況が続く」との見通しを示した。