南伊勢町 旅するチョウ アサギマダラ飛来 三重

【フジバカマの上で羽を休めるアサギマダラ=南伊勢町五ケ所浦で】

【度会郡】海を渡って長距離を移動し、旅するチョウとして知られる「アサギマダラ」が三重県南伊勢町五ケ所浦に飛来した。フジバカマの花の周りを優雅に舞ったり、花の上で羽を休める姿を住民らが楽しんでいる。

アサギマダラは羽を広げると10センチほどで、薄青色のまだら模様が特徴。春に北上し、秋に南下して暖かい土地で越冬する。

同町の写真愛好家、小山三吉さん(70)=切原=と中西福生さん(70)=五ケ所浦=は写真撮影を目的に、アサギマダラが好むフジバカマを植え始めた昨年、初めて飛来を確認した。

今年はフジバカマの株数を約百株まで増やすと、今月7日にアサギマダラが姿を現し、8日には2匹のアサギマダラが花の上を飛び交っていたという。

2人は「今年は昨年より飛来が遅いし、数が少ない。だんだんと増えてくると思うが台風が心配。来年はもっとフジバカマの数を増やし、写真撮影がしやすいように植え方も工夫したい」と話していた。