「小さいが良い味」 熊野の特産・香酸かんきつ 「新姫」収穫始まる 三重

【一つずつ収穫される新姫=熊野市紀和町で】

【熊野】三重県熊野市特産の香酸かんきつ「新姫(にいひめ)」の収穫が9日、市内で始まった。収穫作業は11月末ごろまで続く。

新姫は、平成9年に市が品種登録した。すっきりとした酸味と爽やかな香りが特徴。焼き魚や揚げ物に果汁を絞って食べるのがおすすめという。あめやポン酢、ドレッシングなどにも使われている。

現在は市内の22軒が生産しており、約26トンの収穫を見込んでいる。

この日、市ふるさと振興公社が管理する同市紀和町の26アールの畑では、従業員5人が直径3センチほどに実った新姫を摘み取った。

収穫した新姫は同町の加工場に運ばれ、傷などがないかを確認し、大きさ別に選別される。12日から、鬼ケ城センターや市駅前特産品館などで生果の販売を始める。

公社の今西孝典さん(47)は「日照不足の影響で例年に比べて小さいが、非常に良い味ができた」と話している。