
【鳥羽】JAF(日本自動車連盟)三重支部のボランティア「JAF交通安全ドレミぐるーぷ」の交通安全教室が8日、鳥羽市大明西町のかもめ幼稚園で開かれ、園児と保護者らが歌や演奏を通して交通安全について学んだ。
ドレミぐるーぷのメンバー6人が園を訪れ、全園児45人と保護者らが参加した。交通ルールを学ぶパネルシアターでは、メンバーがパネルを使いながら「横断歩道はどうやって渡るかな」などと問いかけ、園児らが「右見て、左見て、また右見て渡る」「手を挙げて渡る」などと元気に答えた。交通マナーを歌にしたオリジナル曲を使って体を動かしたり、ギターや沖縄楽器「三線(さんしん)」などの演奏に合わせ童謡を歌うなど、子どもたちが楽しみながら交通安全への意識を高めた。
グループは、JAF三重支部会員のボランティアで結成。希望のあった県内の幼稚園や保育園など、年間十数カ所を訪問し、交通安全を呼びかけている。