中村選手、メダル狙う 東京五輪マラソン向け 三重県知事に意気込み

【鈴木知事(左端から3人目)に五輪代表内定を報告した中村選手(同2人目)=三重県庁で】

来年の東京五輪マラソンの日本代表に内定した四日市市出身の中村匠吾選手(27)=富士通=が8日、三重県庁を訪れ、鈴木英敬知事に「五輪でメダルの獲得を目指す。決して簡単なことではないのでしっかり準備して臨みたい」と大舞台への意気込みを語った。

中村選手は、9月15日に東京で開かれた代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)について「思い描いてたプラン通りのレースができ、最後の競り合いの中でも気持ちを強く持って走り切ることができた」と振り返った。

五輪に向けて「しっかりと暑さ対策し、世界の強豪にスピード面で対応できるようスピードを磨きたい」とした上で「地元に戻ってきてたくさんの人に声を掛けていただき、応援してくれているのが伝わってきた。皆さんの期待に応えられるように頑張る」と話した。

鈴木知事は「MGC優勝と五輪代表内定おめでとう。三重県が生んだスーパースターの一人」と祝福。「東京五輪も間違いなく暑いと思うので、暑さに強い中村選手の強みを生かしてほしい。野口みずきさん以来の県出身者のメダル獲得を期待している」と激励した。

中村選手は9月15日のMGCを2時間11分28秒で制し、優勝。来年の東京五輪出場権を獲得した。県立上野工業高(現・伊賀白鳳高)出身。駒澤大卒業後、富士通に進む。昨年9月のベルリンマラソンは2時間8分16秒で、日本人トップの4位となった。