伊勢まつり12、13日開催 ねぶた「大黒天」完成 景気好転願い 三重

【伊勢まつりで披露される大黒天のねぶた=伊勢市宮後二丁目で】

【伊勢】三重県伊勢市宮後地区の有志でつくる宮後祭心会(中村利貴也会長)は12日に開幕する伊勢まつりのパレードで披露する今年のねぶたを完成させた。今年は景気好転への祈りを込め、「大黒天」をテーマに選んだ。

技術継承に加えて地域住民としてまつりを盛り上げようと毎年恒例で作成し、今年で31作目。今年は「伊勢の景気がもっと良くなり、伊勢のまちが明るく菜発展するように」という思いを込めて、商売繁盛の神様「大黒天」を選んだ。

ねぶたは全長約6メートル、幅約5メートル、高さ約4メートル。木の骨組みに針金で形を作り、和紙を貼り付けて墨や染料で色を付けた。中には約50個のLEDと20本の蛍光灯を入れ、夜間パレードではライトアップする。

伊勢市勢田町の画家中村仁志さん(59)が毎年デザインを担当し、会員やOBら約30人がかりで9月上旬から約1カ月間かけて製作した。中村さんは「力強さと、丸みを帯びた優しげなイメージを持たせた。見てもらう人に笑顔になって欲しい」と話した。

伊勢まつりは12、13日にJR伊勢市駅から伊勢高柳商店街周辺の県道を主会場に開催。ねぶたは12日午前10時からの午前の部、同午後4時からの午後の部で披露される。