三重県議の平均資産1151万円 最高額は中森氏の5260万円

【三重県議資産公開一覧】

三重県議会は7日、県の情報公開条例に基づき、県議51人の資産報告書を公開する。不動産と預貯金、有価証券を合計した1人当たりの平均は約1151万円。最高額は中森博文議員(自民党県議団、5期、名張市選出)の約5260万円だった。

公開されたのは、土地や建物の面積と固定資産税課税標準額のほか、定期性のある預貯金や有価証券、貸付金、借金など。取得価格が100万円を超える自動車や美術品、ゴルフの会員権も含まれる。

不動産や預貯金など5項目の総額が最も多かった中森議員は、名張市内に土地や建物を所有。他に普通自動車1台を保有している。取材に「持っていた土地の商業化が進み、価値が上がったため、資産が増えた」と話した。

中森議員に次いで5項目の総額が多かったのは、木津直樹議員(自民党県議団、2期、伊賀市)で約5207万円。パナソニックの株券を1万株とレオパレス21の株券を百株、車4台を保有する一方、約300万円の借入金もある。服部富男議員(自民党県議団、5期、三重郡)の約3798万円が続いた。

一方、26人の議員が定期性のある預貯金を全く持っていなかった。不動産を所有していない議員も8人いた。津村衛議員(新政みえ、4期、尾鷲市・北牟婁郡)は自動車も含めて公開対象の資産が全くなかった。また、15人に借入金があり、2人に貸付金があった。

県議の資産公開は条例の制定を受けて平成8年から始まった。今回は改選後の4月30日時点で所有する資産を公開。土地と建物は固定資産税の課税標準額で換算した。報告書は県議会図書室で閲覧できる。新たに取得した資産は次の改選まで毎年7月に公開する。