人生の旅テーマに「グリル四日市」オーナーシェフが講演

【講演する丹羽さん=鈴鹿市江島本町の白子公民館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市白子本町の白子公民館「旅サークル」(玉野香代美・沖美幸代表、65人)は5日、四日市市安島の「グリル四日市」のオーナーシェフ丹羽則夫さん(61)を特別講師に迎えて同館で講演会と例会を開いた。「私の人生の旅」と題した丹羽さんの講演に、会員ら40人が聞き入った。

鳥羽市出身の丹羽さんは、15歳で見知らぬ四日市に出てきて調理師を志し、33歳で「グリル四日市」のオーナーシェフとなり、47歳で仏料理の最高栄誉称号を得るまでを語った。「下積み時代のつらさを乗り越えられたのは、理解者と多くの友人に恵まれたおかげ」と話し、「与えられたことではなく、自分が何をやりたいかを見つけてチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。

また、特技のカービング技術を披露。ナイフ一本でオレンジのクマやバスケットを素早くこしらえる技に、参加者らは感嘆の声を上げていた。出岡さち子さん(69)=鈴鹿市白子=は「人の何倍も努力され、道を究められた半生に感動しました」と話していた。