アコヤガイ大量死で業者が三ツ矢議員に窮状訴え

【真珠養殖業者と意見交換する三ツ矢衆院議員(中央)=志摩市の神明真珠養殖漁協事務所で】

【志摩】三重県志摩市の英虞湾などでアコヤガイが大量死している問題で、県真珠養殖連絡協議会(山際定会長)は5日、志摩市阿児町神明の神明真珠養殖漁協事務所で三ツ矢憲生衆院議員との意見交換会を開き、業者約40人が窮状を訴えた。

意見交換会には、三ツ矢議員のほか、竹内千尋志摩市長、中嶋年規県議会議長山本教和県議、村林聡県議、また県からは前田茂樹農林水産部長が出席した。

参加したある業者は「高齢化もあり、お金を借りてまで仕事を続けても傷を広げることになるかもという怖さがある。一日も早い原因究明を」と訴えた。

別の業者は徳島県の委託先から9月中旬に英虞湾に運んできた稚貝が新たにへい死したと説明。ほかの業者からも「先週から再発している」「まだ落ち着いていない。今も貝が死んでいる」と意見が挙がった。

三ツ矢議員は週明けに東京で鈴木英敬知事と面談して対応を協議することを明かし、「深刻さがよく分かった。まず原因を究明することが大事。地域にまたがる話でもあり、そのうえで何ができるか水産庁と話し合いたい」と話していた。

問題を巡っては、県が国の研究所や三重大学に感染試験や遺伝子検査を依頼し、原因究明を進めている。