
【伊勢】子どもたちが家庭でできる「省エネ」対策に取り組み環境について考える「キッズISO14000プログラム」の出前授業が3日、三重県伊勢市の進修小学校であった。プログラムの推進に取り組む第三銀行(松阪市京町)の行員が講師を務め、5年生23人が参加した。
国連機関などの後援を受け、国内外で展開されている環境教育プログラム。子どもらが主体となり、家庭のゴミの量や電気、ガス、水道の使用量を計測し、どうしたら使用量が減らせるか対策を考えて実行し、環境保全への意識を高める。
授業では、第三銀行総務課の野村雄司さんが、家庭での計測方法や省エネ対策の取り組み例を紹介。児童らは今後、家庭で2週間かけて課題に取り組む。取り組み結果は専門インストラクターが評価し、後日児童らに渡される。
田中才也君(10)は「水や電気の無駄使いや食べ残しをなくすようにしたい。地球を温暖化から守るためがんばって取り組みたい」と話した。