保育制度の充実求める 鈴鹿の市民団体 市に署名と要望書 三重

【末松市長(左)に要望書を手渡す会員=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の市民団体「保育制度をよりよくする!鈴鹿連絡会」(北川千春代表)は3日、市に「夢と希望を持って子育てができるまちに」への実現を求める要望書を提出した。

同会は同市安塚町の私立ぐみの木ほいくえんに事務局を置き、子育て中の保護者や保育者、学童指導員など約20人で活動する。

要望書では、子育て支援の充実や産後ケアの充実、一人一人の子どもへの平等な保育の実施など、7項目を求めている。

会員20人が来庁し、4597人分の署名とともに、末松則子市長に要望書を手渡した。

その後、会員らが市長と懇談。4人の子どもの母親は「保育無償化について、きょうだいの年齢差に関係なく2人目は半額、3人目は無料の対象にして欲しい」、学童指導員の女性は「夏休み、暑くて外に出れない子どもたちが狭い学童の部屋でどういう生活をしているか、生の現場を見て欲しい」など、それぞれの思いや悩みなどを訴えた。

会員らの意見を聞き、最後に末松市長は「今日はいろいろな声を聞かせて頂いた。中でも多子世帯の補助や制度の緩和は必要と考えている。そのほかの課題も含め、どこまできめ細かに応えていけるか分からないが、足踏みすることなく進みたい」と述べた。

北川代表(42)=同市東庄内町=は「毎年、市長に直接聞いてもらえる場があるのはありがたい。全部はかなわなくてもやり続けることは大切」と話した。