「みんつく予算」施策出し合う 津でワークショップ テーマ固定化に指摘も 三重

【「みんつく予算」へのアイデアを出し合う参加者ら=津市一身田平野で】

三重県が来年度当初予算の編成に当たって導入する県民参加型予算「みんなでつくろか みえの予算」のワークショップが1日夜、津市一身田平野の中部システムセンターであった。県内外の約20人が参加し、県の新たな施策を出し合った。県が事前にテーマを定めたことへの指摘もあった。

県の取り組みを知った中部システムセンターが、施策の提案に向けた気運を高めようと開催。フェイスブックなどで参加者を募ったところ、子育て中の母親や自営業者らが集まった。

参加者は県職員から取り組みの概要について説明を受けた後、食品ロスの削減につながるレシピの考案や消費者トラブルを啓発する動画のコンテストなどアイデアをホワイトボードに書き込んだ。

愛知県日進市の会社員で事業拡大の支援を手掛ける清水夏樹さんは、スポーツで使う車いすの車輪に企業広告を掲載する事業を提案。「走った分だけ、収入が入る仕組みにしてはどうか」と話していた。

富永隼行財政課長は「多くのアイデアを出してもらい、本当にうれしい」と語った。

一方、県が募集に当たって具体的なテーマを設けたため、「テーマがあると議論が限られる」「これだけ多様なアイデアが集まるならテーマを設ける必要はなかったのでは」との声が寄せられた。富永課長は「来年度はアイデアを広く生かせる仕組みに改善したい」と話していた。