三重県議会議長会見 選挙区や定数、都内で議論へ 7日に調査会初会合

【定例記者会見で、調査会の日程を発表する中嶋議長=三重県議会議事堂で】

中嶋年規三重県議会議長は1日の定例記者会見で、県議選の選挙区や定数のあり方を検討する調査会の初会合を、10月7日午後4時から東京都千代田区の都道府県会館で開くと発表した。都内の開催で傍聴が難しくくなることについて、中嶋議長は「委員の都合を優先させてもらった」と述べ、理解を求めた。

県議会事務局によると、初会合では中嶋議長があいさつし、委員らに諮問書を手渡す。8人の委員から座長を選んだ上で、議会事務局から選挙区や定数の状況などを聞き取り、調査の進め方を検討する。

中嶋議長は会見で、調査会を都内で開く理由について「傍聴しにくく申し訳ない。月に1回程度の開催を求めているが、委員のうち7人が都内近郊の方。委員の都合を優先させてもらった」と述べた。

インターネット中継も「会場に設備がなく、スマートフォンを使った配信も責任を持ってやれるだけの体制を整えることが難しい」と説明。後日の動画配信については「検討する」と述べた。

一方、中嶋議長は一部の委員から「県内での議論も検討したい」との提案が寄せられていることを明らかにした上で「初会合で(県内開催について)委員らの意向を聞き取りたい」と述べた。

調査会の委員は、元最高裁判事で弁護士の大橋正春氏ら8人。正副議長が選定し、9月の県議会代表者会議が了承していた。議論の客観性を保つため、過去に県議会や県議が意見を聞き取った専門家は除いた。

調査会は、県議らでつくる特別委員会の議論が平行線をたどったことなどを受け、前田剛志前議長が設置を表明。中嶋議長が引き継ぎ、北川裕之副議長と委員の選任に向けた作業を進めていた。