三重労働局 8月の県内求人1.64倍 27カ月連続1.6倍以上維持

三重労働局が1日に発表した8月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・04ポイント下回る1・64倍で、27カ月連続で1・6倍以上を維持した。依然として高水準を保っているものの、製造業で新規求人の減少が続いていることから、雇用情勢は「一部に弱い動きが見られるものの、引き続き改善する中、求人が求職を大幅に上回って推移している」と4カ月連続で判断した。

有効求人倍率の全国順位は前月から一つ下げて14位。有効求人数は前月比2・7%(1036人)減の3万7131人、有効求職者数は0・4%(94人)減の2万2586人。新規求人倍率は2・36倍で、前月を0・11ポイント下回った。

産業別の新規求人は、全11業種のうち生活関連サービス業・娯楽業以外は前年同月を下回った。製造業は前年同月比25・5%減の1439人で、7カ月連続で前年同月を下回った。県内に9カ所ある安定所のうち尾鷲と熊野を除く7カ所で前年同月を下回った。

下角圭司局長は製造業について「米中貿易摩擦の影響による生産減で求人が減った」と説明。一方、そのほかの業種で前年同月と比べて求人が減った要因を「ハローワークの営業日が前年より2日少なかったため。前年に比べて大型求人がない反動もある」とみている。