酒造りの無事祈って 伊勢神宮に菰樽奉納 三重

【三重の酒の銘柄が描かれた菰樽を担いで宇治橋を進む組合員ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県内の清酒製造業者でつくる県酒造組合は1日、伊勢市の伊勢神宮内宮に日本酒の菰樽(こもだる)を奉納し、今年の酒造りの無事を願った。

業界が定める10月1日の「日本酒の日」と、伊勢神宮の神嘗祭などに供える御料酒の醸造の無事を祈る祭典「御酒殿祭(みさかどのさい)」に合わせ、毎年奉納を続けている。

組合の26の酒蔵から約70人が参列。升酒で一斉に乾杯した後、各蔵が酒の銘柄が描かれた四斗樽を担ぎ、宇治橋を渡って参道を進んだ。樽は、神域の参道沿いに来年1月末まで飾られる。

組合会長で清水清三郎商店(鈴鹿市)の清水慎一郎社長(62)は「これから酒造りの最盛期。酒米の出来も良く、無事においしい酒ができるよう願いたい。伊勢志摩サミットを機に知名度を上げた三重の酒を、国内外にアピールしていきたい」と話していた。