プラスごみ削減、県庁から 「プラスチックスマート」開始 三重

三重県は1日、プラスチックごみの削減を目指す「プラスチックスマート」の取り組みを始めた。プラスチックごみによる海洋汚染への懸念が高まっていることなどを受けた対応。県職員らにマイバッグやマイボトルの使用を徹底させるほか、会議などで提供するお茶はペットボトルから紙コップなどに切り替える。

県によると、県内のスーパーでは8―9割の客がレジ袋を使用せず、マイバッグを使っている。一方、県庁地下のコンビニでは3月に調査したところ、レジ袋を辞退した客は全体の14%程度にとどまった。

こうした状況を踏まえ、県はプラスチックスマートの取り組みを始めることを決めた。来年4月以降の省令改正で、全ての小売店でレジ袋の有料化が義務付けられる見通しとなっていることも踏まえた。

県は今後、会議の出席者に対するペットボトル入り飲料の提供をやめ、マイボトルの持参や紙コップでの提供に切り替える。また、県庁地下のコンビニにはレジ袋を紙袋に変更してもらう。

また、県職員に対してボールペンなどの事務用品を長期的に使用するよう求める。県庁に仕出し弁当などを運んでいる業者には、プラスチック製の使い捨て容器の使用を控えるよう呼び掛ける。

県は取り組みの期限を設けていない。県庁をモデルとし、民間にも取り組みを広げたい考え。特に「ワンウェイプラスチック」と呼ばれる一度限りの使用が想定されるプラスチックごみの削減を目指している。

この日正午過ぎ、鈴木英敬知事がマイバッグを持参して県庁地下のコンビニを訪れ、缶コーヒーやのどあめを購入。「公用車にもマイバッグを常備している。これからどんどん使っていきたい」と語った。