島サミット、三重県が誘致へ 3年に志摩で開催想定

三重県は30日、政府が令和3年の開催を予定する「太平洋・島サミット」の誘致に向けて取り組むと発表した。伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)の主会場となった志摩市での開催を想定している。

太平洋・島サミットは政府が太平洋の島国との関係強化を目的に、平成9年から3年に1度のペースで開催。これまで東京、宮崎、沖縄、北海道、福島で開かれ、気候変動への対応などを巡って議論してきた。

令和3年の太平洋・島サミットは、9回目の開催。日本のほか、オーストラリアやニュージーランド、ソロモン諸島といった19の国と地域から、首脳や配偶者、閣僚ら約200人が出席する。

県は伊勢志摩サミットに続いて大規模な国際会議(MICE)を呼び込むことで知名度向上を図ろうと誘致を決めた。今月15日付で誘致を申請。県以外にも複数の自治体が誘致を申請したという。

鈴木英敬知事と竹内千尋志摩市長が10月7日に外務省を訪れ、若宮健嗣副大臣にあらためて県内開催を要望する。外務省は今後、申請のあった自治体を現地調査するなどして開催地を決める方針。

鈴木知事は30日のぶら下がり会見で「誘致を獲得し、MICEをやるなら三重県というブランドを定着させたい。かなり厳格な調査で激戦だと思うが、県内開催を目指して全力で取り組む」と述べた。