能楽まつり、研さん成果を披露 四日市

【連吟を披露する会員ら=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県能楽連盟(福田勝会長)は28日、県とみえ県民文化祭運営委員会との共催で、四日市市安島の市文化会館第二ホールで、みえ文化芸術祭「第29回・三重の能楽まつり」を開いた。津、松阪、伊勢、四日市、桑名の能楽連盟と名張能楽振興会6団体の会員120人余が日頃の研さん成果を披露した。

鈴木英敬知事が「日本の伝統文化である能楽を通じ、出演者、鑑賞者が互いに感性を磨き、交流によって絆を深め、三重の文化のさらなる飛躍を目指そう」と、祝辞を寄せた。

同連盟の観世、金剛、喜多、宝生のシテ方4流派と狂言の大蔵流、囃子(はやし)方の会員らが、連吟「養老」「葵上」、素謡「半蔀」「雲林院」、仕舞「蝉丸」「松虫」、狂言「伯母ケ酒」など18演目を演じた。

松阪能楽連盟前会長の福田会長(76)は「能楽の盛んな四日市での開催を喜んでいる。愛好者らが意見交換をして、今後も若者たちに伝統文化を広く伝えていきたい」と話していた。