伊勢「健心塾」の女子高生キックボクサー Ayakaさん王座初挑戦 11月大阪で 三重

【キックボクシング女子ピン級日本王座に初挑戦する(左から)Ayaka選手と稲垣さん=伊勢市の伊勢町商工会で】

【伊勢】三重県伊勢市小俣町本町のキックボクシングジム「NJKF健心塾伊勢支部」にプロとして所属する県立久居高校3年、Ayaka(原谷彩香)選手(18)=松阪市虹が丘町=が、11月24日に大阪市東成区民センターで開かれる「DEEP KICK41」ミネルヴァ女子ピン級(―45・3キロ)の日本王座決定戦に初挑戦する。Ayaka選手は「応援してくれたたくさんの人に恩返しするためにもベルトを持ち帰りたい」と意気込みを語った。

Ayaka選手は名古屋市出身で、中学1年のころに松阪市に移り住んだ。父親の影響で小学4年から空手を始めたが、別のジムでの試合を見て「最後まで打ち合える」と考えてキックボクシングに転身。三重に移り住んでからは、伊勢市の同ジムで妹2人と共に毎日放課後約2時間にわたって練習を続けている。

昨年4月にプロデビューし、戦績は8戦6勝2敗で5連勝中。今月15日の試合でランキング1位となった。Ayaka選手はキックボクシングの魅力について「練習で頑張った分を出せたときの達成感」と語った。ジム代表として練習を見守る稲垣喜大さん(39)は「不器用だがひたむきに努力できる子」と評価する。

試合にかかる遠征費用などを支援しようと、稲垣さんが所属する伊勢小俣町商工会青年部は6月に応援プロジェクトを結成。今月24日には新たな取り組みとして、ネット上のサイトを通じて不特定多数の人から資金を集めるクラウドファンディングを立ち上げ、26日現在で目標50万円のうち35万4千円が集まった。同青年部の上田澄人部長(43)は「まちを挙げて応援しているので、ぜひともベルトを持ち帰ってほしい」と期待を込めた。

クラウドファンディングは10月30日まで受け付ける。支援者にはタオルなどグッズや、リングでの記念撮影など特典がある。問い合わせは同青年部=電話0596(22)3619=へ。