鳥羽 ごみリサイクル技術を視察 ネパールの農林大臣ら 三重

【リサイクル施設を視察するネパールのダワ農林大臣(右端)ら一行=鳥羽市のリサイクルパークで】

【鳥羽】ネパールのダワ・ドルチェ・ラマ農林大臣ら10人が26日、三重県の鳥羽市役所や同市大明東町のリサイクルパークを訪れ、生ゴミの堆肥化技術などを視察した。

同国では従来、生活ゴミのほとんどを埋め立てで処理していたが、留学生を通じて津市在住の日本農業経営大学校講師橋本力男さん(67)が研究しているごみの堆肥化技術が紹介されたことにより、無農薬での有機農業促進に向け、カトマンズ州ティミ市をモデル都市に、ごみのリサイクル導入に向けた取り組みを開始した。

県内では平成19年に設置された鳥羽市の同施設で技術が活用されていることから30年2月に視察を開始し、今回で3回目の視察団訪問となる。

視察に初参加したダワ大臣は市役所で中村欣一郎市長と面談し、「世界でも日本の技術は進んでいる。ティミだけでなく全国的に取り組みを進めたい」とあいさつし、姉妹都市提携を視野に入れた交流を求めた。

中村市長は「まだ鳥羽市民全体に行き渡っていないのに高い評価をいただき驚いている。今後も心の交流を続けたい」と話していた。