採用案内に障害者排除文言 県内団体、津市に見直し要望 三重

【荒木総務部長(右)に要望書を提出する松田代表=津市役所で】

【津】三重県内の障害者団体でつくる「三重県に障害者差別解消条例をつくる会」などは25日、令和元年度の市職員採用試験募集案内や職員採用試験申込書に障害者を排除する文言があったとして、市と市議会に見直しを求める要望書を提出した。

市は令和元年度の津市職員採用試験募集案内で、身体障害者に限定して事務職員を募集。職員採用試験申込書に「点字や音声パソコンを用いた試験を行わない」と明記していた。8月1日から同月29日まで募集し、今月22日に一次試験が実施された。

同会の松田愼二代表らが市役所を訪れ、採用試験の参加資格要件を身体障害者に限定しないことや、障害者を排除する規定の削除など6項目を求める要望書を荒木忠徳総務部長に提出。「津市がこのような募集要項を作ったのは非常に残念で情けない」と非難した。

市職員採用試験を担当する田中啓介人事課長が同席。要望書を受けて「表現などをもう少し配慮すべきだった。今後、必要な部分は改善したい」と述べ、市職員採用試験の募集案内や試験の申込書で不適切な文言の見直しを検討する考えを示した。