木曽岬町の工業用地 「三幸パートナーズ」進出 「三幸建設」の資材倉庫に 三重

【協定を交わす(右から)鈴木知事、新山社長、加藤町長=三重県庁で】

三重県が工業用地として分譲している木曽岬干拓地に愛知県弥富市の「三幸パートナーズ」の進出が決まり、24日に県庁で協定の締結式があった。同社が1ヘクタールを買い取り、親会社の「三幸建設」が建設用資材の倉庫などを設ける。木曽岬干拓地への進出を決めたのは4社目。工業用地のうち、既に約7割が埋まった。

三幸建設は昭和61年に設立。コンクリート構造物の型枠工事や建設資材の販売を手掛けている。弥富市の作業所が手狭になり、干拓地への進出を決めた。三幸パートナーズは同社の資産を管理している。

締結式では、三幸パートナーズの新山知幸社長と鈴木英敬知事、加藤隆木曽岬町長が協定の内容を確認。新山社長は「約7年間にわたって土地を探していたところ、分譲の話を知って購入を決めた」と述べた。

鈴木知事は「進出を心から歓迎し、感謝する。締結を機に工業用地への企業進出がより進むことを願う」とあいさつ。加藤町長は「町と弥富は距離が近く、昔からの縁が進出につながったと思う」と述べた。

三重、愛知両県をまたぐ木曽岬干拓地は、国が農業用地として昭和40年代に干拓。県が平成13年に県側の干拓地を買い取り、うち12・9ヘクタールは第1期の工業用地として2月から分譲している。