来月19日から曾我蕭白展 松阪市文化財センター 有形文化財中心に10点 三重

【特別展「松坂を愛した稀代の画家 曾我蕭白」のチラシ】

【松阪】三重県の松阪市文化財センターは10月19日から、同市外五曲町の同センターはにわ館で第60回市美術展覧会と同館開館15周年を兼ねた記念特別展「松坂を愛した稀代の画家 曾我蕭白」を開く。市指定有形文化財を中心に10点余りを鑑賞できる。会期は12月1日まで。入館料は一般350円、18歳以下無料。

蕭白は江戸時代中期の画家で国内だけでなく世界でも評価されている。少なくとも二度松坂に滞在し、全国の展覧会へ出品される代表作などが残る。

今回は同市朝田町の朝田寺や同市中町の継松寺などに伝わる10点を展示。10月19日午後1時半からミュージアムトークを開催。11月12日から同24日まで、継松寺の県指定有形文化財「雪山童子の図」を公開する。

11月16日午後1時半から、隣の松阪図書館講座室で同市文化財保護審議会委員の山口泰弘三重大学教育学部教授を招き、講演会「曾我蕭白の伊勢地方遊歴を追う~松坂を中心に~」を開く。無料。

特別展に合わせ朝田寺は10月25日から、国指定重要文化財「唐獅子図」「獏図」「鳳凰図」を特別公開する。拝観料400円。会期は11月10日まで。

竹上真人市長は「頼まれればどんどん描いていった。贋作(がんさく)が非常に多い画家だが、展示は本物」と解説し、「身近な地域に残る蕭白の作品から松阪との関わりを紹介する」と来場を呼び掛けている。