ランポーレ三重、全日本バスケへ健闘誓う

ランポーレ三重

第95回天皇杯・第86回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会1次ラウンドが21日から全国3地区で行われ、県内からは今月決勝を行った県総合選手権で優勝した「RAMPOLE(ランポーレ)三重」=男子=、「Active Five(アクティブ・ファイブ)」=女子=が中日本大会(兵庫県)に出場する。このうちランポーレ三重は昨年発足し、天皇杯1次ラウンド出場はもちろん県内のタイトル獲得も初めて。プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」参入を目指して今年本格始動し「チームを知ってもらう機会にしたい」と健闘を誓う。

県内初のBリーグ参入を掲げて、リーグ統合前のbjリーグ「東京サンレーヴス」などでプレーした名張市出身の北森郁哉GMらが昨年末に発足させた。この春からBリーグ3部(B3)の下部に相当する地域リーグ「東海・北信越リーグ」(全8チーム)に参戦し、20日現在3勝5敗の5位につけている。

三重とこわか国体成年男子選手の受け皿になるため、関係団体と連携して補強を進めている。春以降、身長200センチの大型センターのマラ・バンガリー選手、津市立橋北中、洛南高(京都)、同志社大、実業団の「曙ブレーキ工業」(埼玉)でプレーしたSFの北野哲平選手らが加入した。

チームの司令塔は四日市工高、中京大で主将経験を持ち、地域リーグの「ナカシマ」(岡山)でも活躍したPGの阿部祐也選手。21歳ながらコート内外に及ぼすマラ選手の存在感も大きいという。

体格を生かしたリバウンド、ダンクに加え、高いコミュニケーション能力でチーム一のムードメーカー。ギニア出身だが、新潟県の高校にバスケ留学して以来日本で生活し言葉の壁はない。北森GMも「(マラ選手の加入で)チームの壁がなくなった」と話す。

県総合選手権の決勝はクラブチームの「O55」を85―75で下した。全日本クラブ優勝、天皇杯出場経験もある強豪に今シーズン最初の県一般春季大会は決勝で64―88で敗れており、北森GMは「(春に比べ)チーム一丸となって戦えていた」と手応えを示す。

中日本大会の男子1次ラウンドは各都道府県代表15チームとB3の4クラブが3ブロックに分かれてトーナメントを戦う。ランポーレ三重は東海・北信越リーグのイカイレッドチンプス(静岡)との1回戦を勝てばB3のベルテックス静岡の対戦が待っている。

「自分たちの実力が分かる。B3チームに挑戦したい」と話す長瀬一弘監督は「初戦の相手は同じリーグ。やりにくさもあるが必ず勝って2回戦に進みたい」と話している。