非常事態宣言の松阪市で全国交通安全運動出発式

【交通安全のぼり旗コンクール優秀作品を掲げた「秋の全国交通安全運動」の出発式=松阪市船江町のマームで】

【松阪】秋の全国交通安全運動(21―30日)を前に松阪多気地区交通安全対策会議などは20日、松阪市船江町の松阪ショッピングセンター「マーム」で出発式を開き、約百人が参加した。

同市は7月30日に交通死亡事故多発警報を発令したが止まらず、今月11日に非常事態宣言に切り替えた。同宣言は平成17年の市町合併後、6回目となる。

柳瀬真松阪署長は「今年の交通事故死者は松阪市13人、明和町2人の計15人で昨年の倍以上。津市6人、桑名市5人で、松阪市だけ倍以上。7月末時点で10万人当たり交通死者数が全国一多い。交通違反を取り締まる」とあいさつ。

副会長の久保行央多気町長は「思いやる心、譲る心があれば交通事故は起きない。夕暮れや降雨時には特に注意を」と呼び掛けた。

「命を奪うながら運転」などの標語が入った交通安全のぼり旗コンクールの表彰式があり、小中学校38校から優秀賞に選ばれた射和小や大江中など九校に賞状が渡された。

「子どもの模範となるよう交通ルールを順守する」と交通安全を宣言した後、交通取り締まり部隊の白バイやパトカーが出発し、店内で啓発活動に努めた。

24日は「信号機のない横断歩道での歩行者優先対策強化日」として街頭指導を実施。26日には飲酒運転の根絶を図る「ハンドルキーパー運動推進モデル店・事業所」を指定する。