教育功労者に3人 ロボット開発や古文書調査など 三重

廣田恵子三重県教育長は19日の定例記者会見で、教育などの発展に貢献した本年度の教育功労者に3人を選んだと発表した。10月24日に松阪市川井町のクラギ文化ホールで開く「三重の教育談義」で表彰する。

学校教育功労は、県立津工業高の中世古和久教諭(60)=松阪市、学術文化功労は、元津市文化財保護審議会長の稲本紀昭氏(78)=津市、学校保健功労は、歯科医の山根隆氏(77)=菰野町=を選んだ。

中世古氏は自作の自動制御装置による実習やロボット大会に出場する生徒らへの指導に励んでいる。災害時に役立つロボットや無線LANで遠隔操作できる電力供給車の開発にも取り組んでいるという。

稲本氏は三重大や京都女子大の教授を経て、平成22年11月から4年間、審議会長を務めた。日本中世史の研究者として県内の古文書を調査し、多気北畠城館跡の国史跡指定に向けた礎を築いた。

山根氏は菰野町内の小中学校や高校で学校歯科医を務め、幼稚園や小学校などを巡って歯磨きの指導にも尽力してきた。平成15年まで四日市歯科医師会長。27年から県歯科医師会の監事を務めている。