東洋大留学生、玉城町で農業体験 デジタルハリウッド大学も来町 三重

【角谷会長(左から2人目)からしめ縄の作り方を教わる留学生ら=玉城町中角の角谷産業で】

【度会郡】三重県玉城町で15―19日まで、東洋大学(東京都)の留学生8人と日本人学生1人、計9人がインターンシップを行っている。町のパンフレット作製に向け、農業体験や特産品の生産現場の見学、観光スポットなどを巡って町の魅力に触れ、地域住民との交流を深めている。

地域活性化や人材育成を目的に、今年7月に町と東洋大が締結した包括連携協定の一環。今春にも留学生5人を受け入れていて、今回で2回目。

17日からは、インターネットサービスなどを展開する「楽天」(本社・東京都)に委託する「玉城町PR・ブランディング支援業務」の一環として、デジタルハリウッド大学(東京都)の学生4人が来町。20日まで、町の魅力を紹介する電子ブックアプリ作成のために町内を取材する。アプリは11月中旬から公開していく予定。

この日は、ミエマン醤油の工場を見学し、下外城田小学校で児童らと交流。廣泰寺では座禅も体験した。

同町中角のしめ縄製造・販売「角谷産業」では、角谷泰会長(75)が「しめ縄を飾るのは日本だけの文化」と話し、しめ縄の作り方や歴史を説明。両大学の学生らが「トンボ」と呼ばれるしめ縄作りに挑戦し、楽しみながら日本の伝統文化に触れた。

東洋大学大学院生でモロッコ出身のチェルキ・ハムザさん(26)は「玉城町や近隣の地域を訪れる貴重な機会。さまざまな角度から日本や日本の歴史を学び、とてもいい経験になった」と話した。