津カルタが完成 市民をモデルに 三重

【前葉市長(左)に完成した「津カルタ」を披露する浅田氏=津市役所で】

【津】三重県津市の名所や文化を題材に市民が絵札のモデルを務めた「津カルタ」が完成した。市内の新電力販売会社「ミエアカリ」と企画会社「FAMIE」でつくる実行委員会が制作し、17日に市役所で前葉泰幸市長に披露した。市民がモデルを務めるカルタは松阪市に次いで2例目。市内の小中学校や幼稚園、保育園の計175カ所に寄贈し、10月13日の津まつりで販売を開始する。

読み札と絵札が各46枚あり、市を題材にした歌は実行委が考えた。絵札には公募で集まった市民ら234人が登場。五輪3連覇で元レスリング選手の吉田沙保里さんや、津のまち音頭を作詞・作曲した演歌歌手の山崎ていじさんら著名人もモデルを務めた。

制作したミエアカリとFAMIEの代表らが市役所を訪れ、前葉市長に完成品を手渡した。絵札用の写真を撮影した市出身の写真家、浅田政志氏(40)は「暑かったが、無事に撮影を終え、完成できた。市民の皆さんの力も借りて撮影できたのが良かった」と述べた。

自身も市出身の国学者、谷川士清に扮(ふん)して絵札のモデルを務めた前葉市長は「令和という時代を切り取ったものになったと思う。市民に『こういうすてきな場所があるのか』と再確認してもらえ、地域活性化の大きな力になる」と完成を喜んだ。

10月13日の津まつりでは、同市丸之内のお城前公園でフリーマーケットにブース出展する。同月14日以降は同市羽所町の津駅前観光案内所で販売する。1650円。