税の役割、生徒に解説 津高で税理士の片山さん 三重

【生徒に税の仕組みについて話す片山さん(右端)=津市新町の県立津高校で】

【津】税理士による租税教室が17日、三重県津市新町の県立津高校であった。同校OGで東海税理士会津支部の片山光さん(47)が税の役割や仕組みを話し、1年生40人が聴講した。

片山さんは税金が公共サービスに使われており国の収入の約62%が税収であると説明。収入に比べ支出が上回っている国の現状や来月1日から10%になる消費税について解説した。

所得に応じて変わる累進課税方式と満遍なく負担する消費税双方のいい点、悪い点を挙げ「皆が納得し公平に負担する方法を考えなくてはいけない」と述べた。

中村洸斗君(16)は「消費税が上がるのは嫌だったけど社会の役に立っていることが分かった」、松永怜奈さん(15)は「累進課税で多く負担した人が国の役に立っている実感が感じられるといい。納税者になる実感が湧いた」と感想を話した。

租税教室は津税務署や税理士会などで構成する協議会が平成4年から市内の小中高校で開催。同校は経済生活を学ぶ家庭科の授業で実施した。