
【津】「日露交歓コンサート2019」(井村屋グループ、国際音楽交流協会主催)が14日、三重県津市一身田上津部田の県文化会館中ホールであった。日露の演奏家12人1団体が計27曲を演奏し、事前に申し込んだ子どもから大人まで約700人(主催者発表)が来場した。
一流の音楽に触れクラシックを身近に感じてもらおうと平成4年から全国を巡回しており今年は井村屋グループが三重公演を主催した。
テノールのレオニード・ボムステインはトゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」、ソプラノのナターリャ・スクリャービナはプッチーニの「蝶々夫人『ある晴れた日に』」などを披露。昨年の三重公演ゲストで今年の全日程に出演する津市出身のピアニスト伊東朔さんが2人と共演する場面もあった。
特別出演の津児童合唱団は「ドレミの歌」と「いのちの歌」で伸びやかな歌声を響かせた。