モリスデザインの軌跡たどる 四日市で特別展、影響与えた風景写真も 三重

【織作さんが撮影したイチゴの写真(左)とモリスの代表作の一つ「いちご泥棒」=四日市市安島の市立博物館で】

【四日市】特別展「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」(伊勢新聞社後援)が14日、三重県四日市市安島の市立博物館で始まった。10月27日まで。

ウィリアム・モリス(1834―96)は19世紀の英国を代表する芸術家。デザイナーや詩人、思想家、経営者としても活躍し、美術工芸運動「アーツ・アンド・クラフツ運動」の先駆者でもある。動植物を繊細に描いた図柄は特に人気で、現代まで愛され続けている。

会場には壁紙、布製品、書籍、家具工芸品とともに、写真家の織作峰子さんが撮影したモリスゆかりの英国の風景写真をに展示している。モリスに影響を受けた後進の作品もあり、全99点が並ぶ。

同館学芸員の千田佑香さん(28)は「モリスに影響を与えた風景の写真と作品を見比べながら、生涯とデザインの変遷をたどってもらえたら」と話していた。

入館料は一般1000円、大学・高校生800円、中学生以下無料。