「災害拠点病院」に市立伊勢総合病院 三重県が指定

【鈴木知事(右)から指定書を受け取る原院長=三重県庁で】

三重県は13日、大規模災害時に患者を受け入れる「災害拠点病院」に、伊勢市楠部町の市立伊勢総合病院を指定した。県内の災害拠点病院は16カ所となった。

県によると、市内では伊勢赤十字病院(同市船江一丁目)が既に指定を受けているが、災害時に浸水の恐れがあることなどから、新たに追加した。

伊勢総合病院は老朽化した旧病院を建て替えて1月に開院した。浸水する可能性が低い地域にあり、屋上ヘリポートや自家発電機を備えている。

鈴木英敬知事が13日、県庁で原隆久院長に指定書を手渡した。「新病院は地域の災害特性をよく考えた設計。さらにソフトとハードを整え、地域の安心に資するようにしてほしい」と述べた。

原院長は「旧病院のころから災害拠点病院となるのが悲願だった。災害医療に対する職員の熱意が高まっている。災害時に役に立てるよう努力を重ねたい」と語った。