豚コレラ対策に10億8000万円 三重県が補正予算案、26日採決

三重県は12日、豚コレラ対策に10億8千万円を計上する一般会計補正予算案など17議案を発表した。18日の県議会本会議に提出する。豚コレラの補正予算案は他の議案に先立ち、26日に採決される。

いなべ市内の養豚場で実施した殺処分などの防疫措置には2億1千万円を要した。これに加え、2回分の防疫措置に備え7億8300万円を計上した。

県内の養豚場で小動物の侵入を防ぐための対策や野生イノシシを捕獲する猟友会への補助金などに2億8600万円を計上。家畜保健衛生所で野生イノシシの感染を調べる検査機器を増設する。

3億9千万円を国からの支出で賄う。残りは、貯金に当たる財政調整基金から6億8900万円を取り崩す。財調の残高は約52億円に減少する。

いなべ市内での防疫措置など県職員の時間外手当は5千万円に上り、12月の補正予算案で追加計上する。

また、移転に伴って解体中の旧三重武道館(津市栗真中山町)で地中から想定より多くのくいが見つかったため、解体工事の補助金に5200万円を追加する補正予算案も提出する。

解体工事費は県と津市が半額ずつ負担し、旧三重武道館を所有する一般財団法人「県武道振興会」に支払う。県と市の追加計上で解体工事費は2億7千万円に上る見通し。