護岸など被害、9億7300万円 大雨、農水関係2億2400万円 三重

鈴木英敬三重県知事は11日のぶら下がり会見で、4―6日の大雨で損壊した河川など公共土木施設の被害額が約9億7300万円に上ると明らかにした。被害の全容が判明すれば、さらに増える見通し。

県によると、県と市町が管理する河川では、51カ所で護岸が崩壊するなどの被害が発生し、被害額は計約9億3500万円。道路でも5カ所で路肩が崩れるなどし、被害額は3千800万円に上る。

農林水産関係では、桑名市やいなべ市などで水稲と大豆計約140ヘクタール分が冠水するなどの被害を受けた。農地では田んぼに土砂が流入し、ため池ののり面が崩壊するなど58件の被害が発生し、被害額は2億2400万円に上った。

住宅では11日現在、四日市市や東員町などで67戸の床上浸水、200戸の床下浸水が判明。東員町の一戸が半壊し、四日市市の9戸が一部損壊した。

鈴木知事は被害の大きかった菰野町の2カ所を12日に視察する。崩落した音羽橋や護岸が崩れた杉谷川の被害状況を確認し、対策を講じる。

鈴木知事は「非常に大きな被害が出ている。一日も早く県民の皆さんの生活が通常に戻るよう復旧させたい」と述べた。