伊勢・明野高 県のブランド米「結びの神」 生徒ら収穫した新米販売 三重

【明野高産の県ブランド米「結びの神」をPRする生徒ら=伊勢市小俣町の明野高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校の生徒らが校内で生産した県のブランド米「結びの神」の販売が始まった。今年初めて栽培に取り組み、先月収穫した新米。生徒らは「粒が大きく、噛むほどに甘みが広がる。安心安全な明野高の米をたくさんの人に食べてもらいたい」と話している。

結びの神は、三重の気候条件などに合わせて開発された米で、粒が大きくふっくらと炊きあがり、もちもちとした食感が特徴。おいしさの指標となるタンパク質含有量など、高い品質基準を満たした米だけが結びの神として販売することができる。市近郊では、数件の農家しか栽培していないという。

同校は昨年までコシヒカリをつくってきたが、地元のブランド米を県内外に発信したいと、今年から栽培に挑戦。生産科学科作物専攻の3年生7人が、春に苗づくりから始め、肥料を工夫したり、農薬を減らすなど高品質を目指して取り組み、先月に4トン余りを収穫。結びの神の基準をクリアした。

リーダーの阪井裕斗君(18)は「放課後や休日も頑張って育てたお米。いろんな場所でPRして、全国に三重のブランド米を発信したい」と話している。

同校の校内販売所(月・水・金の正午―午後3時)で購入できる。1キロ500円、3キロ1500円(税込)。東京の三重テラスでも販売を始め、今後、地域イベントでも販売予定。

同校の米は昨年、農産物の安全性などの証明となる国際規格「グローバルGAP」認証も取得している。

問い合わせは同校=電話0596(37)6390=へ。