アコヤガイへい死 漁業条件影響、三重県知事「週末までに解明」

【立神真珠養殖漁協女子部員らと対談する鈴木知事(中央)=志摩市の同漁協事務所で】

【志摩】鈴木英敬三重県知事は10日、志摩市阿児町立神の立神真珠養殖漁業協同組合事務所で「もっと知りたい!みえの現場すごいやんかトーク」に臨み、同組合の女子部員と対談した。アコヤガイのへい死問題にふれた鈴木知事は、「漁業条件や飼育環境に影響があるかどうかを今週末までに解明する。感染症や遺伝子については10月末までに国や三重大と協力して原因を究明したい」と述べた。

鈴木知事は9日付で養殖業者を対象に相談窓口を設置したことを明らかにしたほか、10月1日から業者の経営再建や資金援助に対応するよう金融機関等と調整を図っているとした。

また稚貝の生産量を増やして来年1月から生産開始できるよう県水産振興事業団と調整を進めるとし、「大切なブランドである真珠を立て直すため、皆さんの気持ちに寄り添って取り組みを進めたい」と述べた。

イベントには真珠のPR活動や真珠を使ったアクセサリーの製作販売などを手がけ、平成29年には県青年女性漁業者交流大会で知事賞、全国青年女性漁業者交流大会で水産庁官賞を受賞した同漁協の女性部員8人が参加し、活動への思いなどを語った。

志摩市出身の森口弘美さんは「へい死の問題が起こっているが養殖業者全員が頑張っている。女性部としては海外向けのPR活動をしたいので県にも協力をお願いしたい」と話した。