漁村ホテルを三重に展開へ プラトンホテル四日市、漁業参入も

【四日市】「プラトンホテル」(佐野貴信代表、三重県四日市市西新地)は6日、推進している「食材の上流にさかのぼるプロジェクト」を発展させ、漁村ホテルの展開と、一次産業である漁業へ参入することを決めた。

同プロジェクトは、三重の食材を県内外の人に知ってもらい、生産者は販路を広げ、地産地消につなげることがテーマで発足し、「生産地ファースト」を掲げる「ゲイト」(五月女圭一代表、東京都墨田区菊川)との共同プロジェクトも開始。今後は、「ゲイト」の加工拠点(熊野市二木島)を活用した水産加工への参入▽尾鷲市須賀利、熊野市二木島へのサテライトオフィス設置▽プラトンホテル四日市「みえの朝ごはん」、学校法人暁学園学食への魚メニューの展開―を計画しており、県内最大の消費地・四日市と県内の漁村を顧客に回遊してもらい、三重の自然と食の魅力を満喫してもらうとしている。

パートナー企業「ゲイト」は首都圏で居酒屋を経営しつつ、東紀州エリアである熊野市二木島での水産物加工品製造や、尾鷲市須賀利、熊野市甫母で小型定置網漁を行っている。同ホテルでは、「ゲイト」が取り組む定置網漁や「すいーとぽたけ」(鈴鹿市)が展開する鈴鹿の農家でスタッフが現場を体験し、一次生産地への理解と忘れていた食べ物の価値を呼び起こされたとして、ホテル、ホテル内宴会場、ビアガーデンにとどまらず、グループ飲食店20店舗へのプロジェクトの展開も考えているとしている。