「県議会の独立性を担保」 公文書条例案で 三重県議長定例会見

【定例記者会見で、公文書管理条例の中間案に対する所感を述べる中嶋議長=三重県議会議事堂で】

中嶋年規三重県議会議長は6日の定例記者会見で、総務地域連携常任委員会(廣耕太郎委員長、8人)が承認した公文書管理条例の中間案について「若干ではあるが、議会としての独立性を担保できた」と評価した。一方、県当局から条例制定に向けて常任委の議論を急がせるような発言があったことには「残念だった」と語った。

中嶋議長は、常任委の意向を受けた県当局が、公文書管理規程の制定を審査会に諮問する条文の対象から議会関連の文書を外したことについて、「原案よりは議会の意思を反映しており、評価したい」と語った。

一部の議員から県議会独自の公文書管理条例を求める声が上がっていることには、「議会と県でダブルスタンダードになっていては分かりづらい。知事部局の条例に入ることに一定の理解をしている」と述べた。

一方、2日の常任委では「きょう結論が出なければスケジュールにどう影響するのか」と尋ねた委員に対し、11月定例月会議への提出を目指す県当局が「4月に施行するには今がリミット」と答弁した。

これについて、中嶋議長は「1月の議会で採決しても間に合うと思っていた。執行部側に議論のスケジュールを抑えられることになったのは残念だった。もう少し議会の議論に応じてほしかった」と述べた。