アコヤガイ大量死「早急に究明」 三重県知事、国協力で調査進める

三重県志摩市の英虞湾などでアコヤガイが大量死している問題で、鈴木英敬知事は4日のぶら下がり会見で「早急に原因を究明したい」と述べ、国の研究機関から協力を得て調査を進めていることを明らかにした。

鈴木知事は会見で「この時期のへい死は今までなかった。原因の究明と技術的な防止策について調べている」と述べ、国立研究開発法人水産研究・教育機構の増養殖研究所から協力を得ていると説明した。

その上で「県内の養殖業者は全国と比べても小規模な経営体が多く、経営に影響が出ないようにすることが大切」「高齢の人が真珠養殖をやめてしまうことを懸念している」と述べ、対策に努める考えを示した。

県によると、県水産研究所に7月中旬以降、真珠の養殖業者から「アコヤガイが死んでいる」との報告が相次いだ。研究所が同月下旬に実施したアンケートでは、回答した業者の約8割が被害を訴えたという。