鳥羽市 災害用の液体ミルク備蓄 避難拠点20カ所に 三重

【備蓄導入を始めた液体ミルク=鳥羽市役所で】

【鳥羽】震災などの有事に備えて、三重県鳥羽市は乳児用の備蓄ミルクに常温で飲ませることのできる液体ミルクを導入した。県内では桑名市に次いで2例目。

同市ではこれまで粉ミルクを備蓄していた。液体ミルクはお湯や水の必要がなく、常温で飲ませることができることからライフラインが途絶した場合に有効として導入を決めた。

液体ミルクは国の省令改正に伴い昨年8月から製造、販売が可能となり、今春から各メーカーが販売を始めている。他社と比較して賞味期限が1年間と長い明治製の缶入り「らくらくミルク」(240ミリリットル)を採用。96本を市内20カ所の避難拠点に置く。

同市総務課によると、市内のゼロ歳児数は3月末現在で94人。液体ミルクだけでは1日の摂取量をまかなうことは難しく、引き続き粉ミルクの備蓄も続けていく。