南伊勢町 大地震に備えヘリ訓練 物資受け取りや着陸誘導 三重

【ヘリコプターで運ばれた救援物資を受け取る参加者ら=南伊勢町田曽浦で】

【度会郡】三重県南伊勢町田曽浦区と、ヘリコプターを使った観光事業を展開する「日本ヘリシス」(稲田竜太代表、本社・北海道)は31日、区内にあるグラウンドでヘリコプターを使った救援物資の受け取りや着陸誘導補助の訓練を実施した。

同区は平成17年から自主防災隊を結成し、南海トラフ地震の津波対策や防災活動に取り組んでいる。

今回は町全域の避難訓練に合わせ、同区独自の防災訓練を企画した。同区白浜にヘリポートがある同社は緊急時の物資や人員輸送、情報提供などで協力する防災協定を町と結んでいる。参加者は事前に同社の離着陸誘導講習を受け訓練に備えた。

自主防災隊員や区の役員、班長、消防団員、同社職員ら約60人がグラウンドに集合。ヘリコプター着陸予定場所に目標となる円を描き、吹き流しや警備ロープを設置した。ヘリコプターが着陸すると救援物資8個を受け取り、手渡しで運んだ。

北村順隊長(59)は「今後も訓練や講演会を行い、住民が防災意識を失わないようにしていきたい」と話した。