三重労働局 7月の県内有効求人倍率 1.68倍

三重労働局が30日に発表した7月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・68倍で、2カ月連続で1・7倍台を割り込んだ。正社員の有効求人数は111カ月ぶりに前年同月を下回った。製造業で新規求人の減少が続いていることから、雇用情勢は「一部に弱い動きが見られるものの、引き続き改善する中、求人が求職を大幅に上回って推移している」と3カ月連続で判断した。

有効求人倍率の全国順位は前々月から横ばいの13位。有効求人数は前月比1・0%(379人)減の3万8167人、有効求職者数は1・1%(243人)減の2万2680人。新規求人倍率は2・47倍で、前月を0・14ポイント上回った。

新規求人は、製造業が前年同月比12・1%減の1901人で、6カ月連続で前年同月を下回った。医療・福祉(前年同月比17・8%増)や建設業(8・4%増)は好調だった。県内に9カ所ある安定所のうち四日市、鈴鹿、津の3カ所で前年同月を下回った。

下角圭司局長は、正社員の有効求人数が前年同月と比べて減少した理由を「製造業で正社員の求人数が減少し、全体を押し下げている」と説明。新規求人の減少が続く製造業について「自動車関係で(前年同月と比べて)マイナス幅が大きい」と述べた。